システム調達の支援をしているユーザ企業にて、提案依頼書(RFP)作成も終わり、無事にベンダー数社に対して提案依頼を行いました。
ここに至るまで、責任者である常務と新システム企画および導入推進役である事業部長は、通常の業務をこなすなかで社内調整に奔走。
傍ら私は、提案依頼書(RFP)を作成。
二人三脚ならず、三人四脚で喧々諤々とプロジェクトを推進してきたため、提案依頼説明会終了後、やっとここまで漕ぎ着けたとの安堵感。
ベンダー各社から提案書が出てくるまでの間、このプロジェクトはちょっと一息。
と思いきや、
システム開発段階にある他のユーザ企業のプロジェクトに遅れが目立ち始めてきたのです。
このプロジェクトは、ここまで比較的順調に進んでいたのですが、検収段階に入る直前でベンダー側が段取りミスを犯してしまったのです。
ほんの小さなミスではあるのですが、結果として全体のスケジュールを見直さなければならない事態に発展してしまい、ユーザ企業の中にベンダーに対する不信の念が芽生えてしまったのです。
ユーザ企業およびベンダーとの調整に奔走し、何とかスケジュールの見直しは終わりましたが、ベンダーには同じミスを犯さないようタガを締めてもらいたいものです。
それが、信頼回復の道です。
システム開発の現場は、やはり紆余曲折の連続です。