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必要機能の不備が発覚、ベンダーとの痺れる交渉

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システム調達のお手伝いをしている某社。

基幹系システムを全面リプレイスするプロジェクトで、プランニング段階よりお手伝いをしております。

諸々の事情により当初のスケジュールよりも遅れてしまいましたが、何とか総合テストに突入。

しかし、必要機能の不備が発覚・・・・・

対応について、即座にベンダーと協議に入りましたが、

ユーザ
『その事はXXXXXXXとして伝えてありますよね』
当然、その機能が実装されていなければ業務に影響を及ぼすので絶対に実装してもらわなければなりません。
それも要件として明確に伝えておいたことですから、予算の範囲内で。
ベンダ
『その事は聞いていますが、そこまで考慮するとは考えておりませんでした』
現状、その機能を実装するとなるとデータベースの設計にまで影響を及ぼすので、実装するにしても別途費用をいただきたい。
ユーザ
何で自分達のミスをユーザ側に押し付けるんだ!
ベンダ
そうは言っても、そこまでは要望を読み取れなかった!
それに、予算がないとエンジニアが維持できず・・・

押し問答が続くも、なかなか解決まで至らず、痺れる交渉が続きました。

ここで双方が一歩も引かずにいたら、双方にとって悪い結果が待ち受けているだけです。

何とか折衷案を見出し、無事本稼働を迎えることができましたが、どのプロジェクトにも起こり得る事態です。

システム開発プロジェクトのリスクと言ってしまえばそれまでですが、そのリスクを発現させないように努力するに越したことはありませんが、そのリスクが発現した時にどのように対処するかが問題ではないでしょうか。

当社は、顧客の立場に立ち、IT化・システム化戦略の企画・立案および推進、課題解決をご支援させていただいておりますので、お悩み事やお困り事をお持ちのユーザ企業様、お気軽にご相談ください。

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