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自力復旧は困難と判断、システム構築ベンダーに連絡するも・・・

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知り合いの社長からの一報。

要点を簡単にまとめると、

  • 業務システム用のサーバがクラッシュしてしまったので、新しくサーバを購入。
  • 本来であれば、システムを構築してもらった会社に連絡し復旧を依頼するとこだが、保守契約を結んでいなかったので、ベンダーから納品されていたインストールCDを使い、自社で新サーバへシステムをインストール。
  • 無事インストールが終了。
  • さあ!復旧と思い、クライアントPCを立ち上げたところ、まったく駄目。
  • これ以上、自力で復旧する事は困難と判断し、システムを構築したベンダーに連絡。

ここまでは、そんなに驚く事ではなかったのですが、

瑕疵担保期間も過ぎ、且つ、保守契約を結んでいなかったので、設計書を始めとするドキュメント類およびソース等を全て破棄。

担当したエンジニアも退職。

社内にシステム復旧に当たるだけのリソースがない状況・・・

と言うことで、困った末の一報でした。

事情確認のため、そのベンダーに連絡してみると、クレームをつけられると勘違いしたのか、

  • 瑕疵担保期間は過ぎているから・・・
  • 保守契約を結んでいないから・・・
  • だから当社には責任がないとの一言。

確かに、システムを構築してから数年が経ち、且つ、保守契約も結んでいないので言わんとする事は解りますが、単に早期復旧に向けて支援をして欲しいだけなのに。

状況が状況だけに、こちらから責任云々を言うはずもないのですが、流石に全てのドキュメントやソースを廃棄してしまったことはまずいと思っての自己防御なのでしょう。

仮に、システムの機能改善等の依頼がきたら、どうしようと考えていたのでしょうか?
ドキュメントやソースを廃棄するにしても、一言そのユーザに以降の対応について申し入れしてから廃棄すべきではないでしょうか。

当社は、顧客の立場に立ち、IT化・システム化戦略の企画・立案および推進、課題解決をご支援させていただいておりますので、お悩み事やお困り事をお持ちのユーザ企業様、お気軽にご相談ください。

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