プロジェクトにおいて、PMに悩みは尽きないものです。
その悩みも多種多様でしょうが、あるプロジェクトにおけるPMの悩み話です。
簡潔に言ってしまえば、
プロジェクト・メンバーを信頼出来なくなってしまった
ということです。
ここに至るまでに様々な経緯があるのですが、その主だった理由として、
遅れても言い訳ばかり(自分の非を正当化?)
勝手なことをする(本来の目的・役割が解っていない?)
適時報告がされない
などなど、メンバーの責任感の欠如を挙げております。
メンバーの言い分としては、
指示があいまい
などなど、PMとしての力量に対する不満を挙げております。
当初は良好な信頼関係の下プロジェクトは進んでおりましたが、スケジュールの遅れおよび品質の問題が出始めたたとたんに責任をなすり合うが如く、お互いを批判し始めたのです。
どちらの言い分が正しいとは言い難いところですが、プロジェクトが上手くいかなければ、
- 納期遅れ
- 追加費用の発生
- 低品質
につながる恐れがあり、
この事で被害を受けるのはユーザ企業であることを十分に考えていただきたいものです。
時としてプロジェクト内に暗雲立ちこめることもあるでしょうが、不確実性の高いプロジェクトだからこそお互いに信頼関係を構築・維持する努力をすべきではないでしょうか。
けなし合う前に、どうしたら問題を解決できるかを前向きに話し合う度量が必要ではないでしょうか。
それが出来ないのであれば、ユーザ企業のためにも、どちらかをすげ替えるしかないのではないでしょうか。
当社は、顧客の立場に立ち、IT化・システム化戦略の企画・立案および推進、課題解決をご支援させていただいておりますので、お悩み事やお困り事をお持ちのユーザ企業様、お気軽にご相談ください。