システムの『悩み』や『困った』を一緒に解決します!

システム導入で失敗が多いのは何故(その5)

シェアする

システム開発を失敗しないためにはどうしたら良いのでしょうか?

  • 社内にプロジェクト体制を組む
  • 何をやりたいのかを明確にする
  • 適切なベンダーを選定する
  • システム化の意向をベンダーへハッキリと伝える
  • ベンダーと協力しながらシステム化を進める

他にもやるべきことは沢山ありますが、ユーザ企業がやるべきことを簡単に言ってしまえば以上です。

社内にプロジェクト体制を組む

プロジェクトメンバーは、必ずしもコンピュータに詳しくなくても良いのです。

どちらかというと、業務に精通した方が適任です。

まずは、意思決定権限を有する責任者

社長が最適。無理ならば、役員以上の方が適任です。

何故なら、本来システム化には基本的に業務改善が伴うからです。

意思決定できる方のいないプロジェクトは、本来のシステム化の目的を達成できない傾向にあります。

次に、プロジェクト・メンバーを統率するマネージャ

計画立案・予算管理・進捗管理・外部委託先(ソフトハウス等のベンダー)との窓口等々、マネージメント業務が役割となります。

最後に、プロジェクト・メンバー

業務の実態を適切に把握している現場の方です。

現場の事は現場の方が一番熟知しています。

経営者が捉える問題や課題とは異なる、現場だからこその問題や課題があるはずです。

現場を無視したシステム化は、使われないシステムを作るようなものです。

● 社内体制を整え、ベンダー依存症から脱却し、自社主導型によりプロジェクトを推進するようにしましょう。

● 経営戦略に基づいたシステム化戦略を企画・立案し、その計画に基づきシステム化を推進するようにしましょう。

● 全て文面に取り纏め、ベンダーにやりやいことをハッキリと伝えるようにしましょう。

●プロジェクト構成員は、必ずシステム化を成功させるという強い信念を持つことです。

そうすれば、ベンダーも貴方の会社の業務内容や想いをしっかりと共有でき、成功への一歩へと繋がるのです。

但し、プロジェクトが独裁的になってはいけません。

常に、プロジェクトの状況を全社的にフィードバックし、皆の協力を仰ぐようにしましょう。

目に見えづらいデジタルの世界のプロジェクトであるからこそ、アナログな人間関係が成否を分かつ鍵となるのです。

当社は、顧客の立場に立ち、IT化・システム化戦略の企画・立案および推進、課題解決をご支援させていただいておりますので、お悩み事やお困り事をお持ちのユーザ企業様、お気軽にご相談ください。

シェアする